食育・献立

食べることは、生きること。

 

乳幼児期は、食べる意欲の基礎をつくり、食の体験を広げていく大切な時期といわれています。こむぎでは「子どもの育ちに寄り添い、生きる土台を育てる。」という理念のもと、食育の活動に取り組んでいます。




給食の献立

こむぎでは、主食、副食を含めた完全給食を実施。3名の調理員が中心となり、昼食もおやつも調理室にてすべて手作りしています。乳幼児の栄養生理面、個人的な発達の特徴などの特性を理解し、安全面にも十分配慮しています。

また、こむぎの管理栄養士は農林水産省主催の資格「和食文化継承リーダー」の認定者。和食文化の伝道師として、和食の素晴らしさを子ども達に伝えています。



2024年度11月献立



食事の進め方

 

子ども一人ひとりのニーズに合わせて食事の形態を見極め、自分で食べられることを目標に、ステップアップしながら進めていきます。




食育体験

こむぎでは、月に1回、管理栄養士が計画に携わる体験型食育を実施しています。同一建物内の保育園の園児と一緒に行うインクルーシブな食育体験です。旬の食材に触れたり、皮をむいたり、においを嗅いだり… 五感を使った様々な体験を通して食への関心を高め、「食べる力」=「生きる力」を養います。



幼児食・離乳食レシピ

こむぎで人気のあるメニューのレシピをご紹介!ダウンロードが可能です。簡単な出汁のとり方などの動画もあります。お子さんの毎日の食事の献立づくりにお役立てください。

 




レシピを見る
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こむぎのこだわり

食材

地産地消

地産地消を目指しながら、旬の新鮮食材を豊富に使っています。私たちの町・下関の食べ物を幼い頃から知ることで、昔ながらの食文化を守っていってくれることを期待しています。

七分づき米

お米を七分づきに精米しているため、栄養分である胚芽やぬか層が残っており、精白米に比べてビタミンBやビタミンEが豊富です。

 

天然だし

本物のうま味を知り、味覚を育てるため、かつお・いりこ・昆布からだしをとっています。こむぎの給食が薄味でもおいしい秘密です。




調 味 料

     
さとう  

きび砂糖または、それに代わるものを使用しています。

     
しお   精製塩ではなく、海水を煮詰めたり、天日で作られた塩を使用しています。
     
す   純米酢を使用。原料は米のみのものです。
     
しょうゆ  

せうゆ(しょうゆ)は本醸造を使用。アミノ酸液不使用、大豆、小麦、塩が原料のものに限っています。

     
みそ   地産のものを使用しています。
     
みりん  

本みりんを使用。もち米、米麹、焼酎またはアルコールが原料のもの。アルコール度数14%(給食ではアルコールをとばして提供します)

     
ようふうだし  

洋風だしは、化学調味料、遺伝子組み換え素材を一切使用していないものに限っています。

     



陶磁器・汁椀

 

家庭的、文化的な食事を感じてもらうため、器は陶磁器の食器、汁椀を使用しています。陶磁器の器は、大切に扱わないと壊れてしまいます。落としたら割れてしまうことを知ることも大切な経験です。安全に留意しながら、食器が伝えてくれる食の楽しさを子ども達に伝えていきたいと思っています。




行事食

行事食は、旬の食材を取り入れた季節の風物詩の一つ。季節ごとに風土の特色を活かしたものがあり、こむぎでも、お正月や節分、ひな祭りなどの伝統行事や、クリスマスやハロウィンなどのイベントの際には、行事食を提供しています。子ども達には、下関の味を知り、生まれ育つ土地の素晴らしさを学んでほしいと願います。食べる楽しみがよりいっそう感じられる彩り豊かな行事食は、子ども達にも大人気です。



行事食ギャラリー


食育ピクトグラム

「食育ピクトグラム」は、農林水産省が作成したピクトグラム。食育の推進と啓発のため、その取り組みを誰にでもわかりやすく発信できることを目的として作られました。健全な食生活を送るため、こむぎでも活用しています。